看護師の健康管理

一般のイメージは、看護師に対しては清潔さを求めます。仕事の内容は清潔とは程遠いにも関わらずそうしたイメージがあるのは、やはり医療現場に対する願望からだと思われます。
診療科にもよりますが、怪我をして体の一部を切開したりしなければならない現場が不潔だなんて、普通に考えたら絶対に嫌ですよね。
そのせいか、多くの人は看護師に限らず医療スタッフには清潔であって欲しいという一致した希望があるのです。
ところで、そのイメージが実は体型にも向けられているというのはご存知でしょうか。あくまでも一般的な見方ではありますが、同じような清潔感を持った人の場合だと、太っている人よりも痩せている人の方がより清潔に感じられます。
これは太めの体型の人に対する偏見と言えなくもありませんが、特に夏場のような暑い時期にはそのように思われてしまうのです。
また、一部の業務は太っていることが妨げになることも少なくありません。病院にもよりますが、狭い病室に多くのベッドがある病院で、病棟を担当している看護師が太っているとどうでしょうか。
狭いスペースを何度も行き来しなければならないのに、その動きがスムーズでなくなってしまいます。場合によってはその遅れが重大な状況を招いてしまうことさえありえるのです。
不規則な生活のため、体型を維持するのが難しいとされる看護師ですが、やはり太りすぎは良くないばかりか業務に支障が出てしまうことがあります。気をつけておかねばならないでしょう。
しかし、痩せてさえいれば良いのかと言えば、そうとも言えません。あまりに痩せていると、見た感じ健康そうに見えません。
患者さんも、不健康な看護師に看護をして欲しいとは思いません。むしろ、患者さんの方が看護師のことを心配してしまうかもしれません。
看護師が患者に心配されていたのでは本末転倒もいいところです。
いずれにしても、太りすぎも痩せすぎも、看護師に向いた体型であるとは言えません。外見を気にするということではなく、あなた自身が健康ではつらつと仕事をしているように見えなければ、患者さんも安心してあなたに身を委ねることができないということです。
看護師の仕事は、単に技術と知識を使って患者さんを看護するだけではありません。患者さんが安心して治療に専念できる環境を作るのも業務の一環です。
そういう意味では、看護師自身の健康維持も業務のうちと言えます。

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